人は人生のうち約1/3ほどの時間を睡眠にあてる。夜になると眠り、疲れると眠る。
夜になると誰もが自然に眠たくなる。特に昼間、よく活動した時はなおさら眠気が早く訪れる。
眠りや目覚めの時刻を毎日記録してみると、睡眠は意外と規則正しく繰り返されていることが分かります。これを睡眠リズムといいます。疾病や社会的原因によっても、この睡眠リズムは狂い、睡眠障害に陥ってしまいます。夜寝付けない、熟睡できない、朝起きられない、昼間眠くて仕方ない等の睡眠障害の増加は、我が国をはじめとする先進国の共通した社会問題であります。
1980年代から睡眠科学の発展により、日中の脳機能を支える上で夜間の睡眠が重要な働きをしていることが明らかにされてきました。睡眠の不足は気分や食欲などの基本的な生体機能に影響を及ぼすだけでなく、免疫機能や代謝機能など生命維持のための基本的機能が低下することもかっています。
このように睡眠障害はQOL(Quality of Life)や健康や福祉の問題であるばかりでなく社会問題でもあります。また、その睡眠障害を検査し、病状を診断することを睡眠ポリグラフィ(PSG:Polysomnography)といい、その検査から診断される疾病の8〜9割が睡眠呼吸障害であります。
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